澳門(マカオ)
滞在年次 2000.8.4

その1 F1グランプリ・ミュージアム

香港の港から曇天の海をジェットフォイルで渡って入管したマカオは、
旧ポルトガル領ということでまた違った異国情緒がありました。
一言で言えば懐かしの歴史の教科書に出てくるフランシスコ・ザビエルな感じ。
とはいえキリスト教の影響が色濃く残る町並みの中に、
忽然とカジノがあったり、F1グランプリが開かれたり、
やはり世界のどこにもないマカオならではの雰囲気が醸されていました。
その2 聖パウロ寺院跡

火事に合って木造の部分は焼け落ちたものの、
印象的なレリーフが施された壁が丘の階段の上に残っています。
彼女の左肩上に見える像がかのフランシスコ・ザビエル。
日本からキリシタン迫害にあって脱出した日本人も建造に携わったらしく、
中央のマリア像を取り巻くレリーフの中には菊の文様があります。